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輸入脚症候群

輸入脚症候群は、胃切除後症候群のひとつで、小腸の十二指腸側に腸液がたまるものです。

原因

胃と小腸の吻合が原因です。腸液のうち、特に胆汁、膵液が胃に逆流して起こります。

症状

・吐き気
・嘔吐
・胃痛

治療

薬物療法は、胃の内容物の吸引後に実施します。狭窄等が吻合部にあれば再度手術をします。

ビルロート II法で手術を行ったときに持ち上げた十二指腸の部分を輸入脚と呼ぶが、この部分は盲端となり食物の流れがなくなってしまいます。するとここに溜まった胆汁が逆流し嘔吐を引き起こしたり、輸入脚の中で腸内細菌が増えすぎて吸収前の栄養素を消費したり胆汁を分解し栄養素の吸収を阻害します。輸入脚症候群を解消するために輸入脚と空腸を側々吻合することをBraun吻合と呼びます。

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