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アダムス・ストークス症候群
アダムス・ストークス症候群は、心臓から脳への血流が急激に減少して起こる発作です。
原因
心臓の洞結節からの刺激の伝道経路に障害が起きるのが原因です。このため、心臓が収縮しなくなります。完全房室ブロック、洞不全症候群等が障害の原因です。
症状
・意識障害
・全身けいれん
・尿失禁
・脈が触れにくくなる、遅くなる
ほとんどは、数分内に意識回復しますが、心臓の活動が正常に戻らなければ突然死となることもあります。
治療
体内式ペースメーカーを埋め込む。薬剤投与の場合もあります。
診断
心室細動、心室頻拍、房室ブロック、洞機能不全症候群などの不整脈が起こっている時に心電図をとります。