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舌炎

舌炎は、舌に炎症が起こるものです。

原因

ビタミンB12不足(メラー・ハンター舌炎)、鉄分の欠乏(プラマー・ビンソン症候群)、口内炎の波及等が原因となります。

症状

・舌の表面に赤い発疹
・焼けつくような痛み
・味覚障害

治療

原因によって、ビタミンや造血剤、抗生物質の投与等を行います。口腔内を清浄にし、バランスの良い食事をとることも再発防止には欠かせありません。

舌(した、医学・解剖学的には「ぜつ」と呼称する)は、動物の口の中にある器官。脊椎動物の舌は、筋肉でできた突起物です。筋肉を様々に動かすことで、形や位置を自在に変えることができ、食物を飲み込む際、言葉をしゃべる(構音)際などに使われるので、消化器、運動器の働きをもつといえる。その運動は非常に細かく、正確にコントロールすることが可能。また、哺乳類の舌には、味覚を感じる受容器である味蕾(みらい)があり、感覚器でもあります。「べろ」とも。

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